2か月健診 股関節超音波検査について

2020.05.20

2か月健診 股関節超音波検査について

赤ちゃんは股関節脱臼を起こすことがあります。発症率は1-3人/ 1000人で女児に多い病気です。以前は先天性の脱臼と考えられていましたが、脱臼準備状態から後天性の要因によって脱臼へ進展する事が分かってきました。赤ちゃんの脚をM字に曲げてしっかりと開き、動きを制限しない事が予防になります。

 

2か月健診、4−5か月健診で問診と診察所見で股関節脱臼のスクリーニングを行い、要精密検査となった場合は整形外科に紹介となります。 乳児健診で股関節脱臼が発見されず、1歳を過ぎて歩き方がおかしいことから股関節脱臼と診断される事があります。乳児股関節脱臼は、遅くとも歩き始めるまでに治療を開始する必要があり、治療が遅れると歩行に障害を残す事があります

 

股関節脱臼の早期発見や見逃し予防に股関節超音波検査が有効です。 超音波検査は放射線被曝が無く、1分程度で股関節の状態を確認できる 優れた検査です。当院では、2か月健診で来院された赤ちゃん全例に無料でこの検査を実施しています。赤ちゃんの股関節で心配な事があれば、いつでもご相談ください。